一般的に「酸化」とは物質が酸素と結合することをいい、「還元」とは酸化物が酸素を失う事をいいますが、それらの活性(活量)をあらわす尺度を「酸化還元電位」といい、mV(ミリボルト)という単位を使います。プラスの値が大きいほど酸化(老化)力が大きく、マイナスの値が大きな値であるほど還元(老化防止)力が強く、体内の悪性活性酸素を中和してくれるという説があります。マイナスの値が大きな値であるほど還元(老化防止)力が強く、活性水素量(マイナイスイオン)が豊富であるといわれます。しかし、活性水素水に含まれる活性水素は
活性水素=<マイナスイオン
ということであって、ORP値(酸化還元電位)がマイナスである要因は活性水素含有量の多さによるものだけではありません。しかし、ORP値から活性水素量の概算値は想像でき目安になるとはいわれています。
PHとORPは必ずしも比例しません。PH9でORP+100mvというお水もあればPH9でORP−200mvというお水もあります。
これら活性水素などのマイナスイオンの性格として、空気と熱によってこのマイナスイオン(活性水素など)は空気中に抜け出ていってしまいますので保存があまり利きません。取り寄せには十分注意も必要です。国内の自然のお水でORPが−300mvの温泉水や天然水が宅配で販売されているのを購入している方も多いと思いますが、取水してからの時間の経過でORPがプラスのケースがほとんどです。取水地で汲みたてを飲むのが一番です。 |