活性水素とは |
水素は通常、水素原子(H)が2個結合して水素分子(H2)として存在しています。
九州大学の白畑教授の研究によりますと、これら水素分子は水中においても水素分子として存在していますが、稀に原子(活性水素)で存在している状態があるとのことです。活性水素水はこの活性水素を多く含んだ水のことです。 |
活性酸素とは |
活性酸素は様々な病気を引き起こす原因と考えられ、その強い酸化力から正常な細胞も破壊し我々を病気や老化へ追い込みます。
活性酸素は、呼吸して食べ物を燃やして必要なエネルギーを作り出す時や、不摂生やストレスを感じた時などに発生します。活性水素水に含まれる活性水素は電子を欲しがる(酸化したがる)これら活性酸素に電子を与え結合し無害な水へと変化します。 |
活性水素には治療効果があるといわれるが |
九州大学の白畑教授の仮説によれば、
水素が原子状態になることによって、電気的に不安定になり、様々な病気の原因となる活性酸素と活性水素水に含まれる活性水素が結びつき、無害な水(H+O=H2O)となり対外へ排出されるということです。体内毒の活性酸素群は、その種類により異なりますが必要な数の水素(電子)を与えられると水になります。
ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質も、活性酸素に自らの水素(電子)を与えられることによって、無害な水にしています。 |
天然の活性水素水 |
一般的に自然水の中でも、この活性水素を含む水は稀で、国内ですと大分県の日田の天領水、海外ですとメキシコのトラコテ、フランスのルルドの水などが天然の活性水素水で有名です。
最近では取り寄せる方もかなり多いとの事です。これら活性水素を多く含んだ活性水素水はさまざまな自然環境の要因が重なった特殊な場所でのみ存在するといわれ,どこにでもあるというわけではなくとても貴重なものとされています。 |
活性水素水の特徴 |
活性水素水に含まれる活性水素原子同士は電気的に不安定ですので、すなわち、空気に触れていたり、時間経過、熱等によりまたすぐに結合してしまうため活性水素を多く含んだ活性水素水などは保存が利きにくい欠点があります。貯水池にて取水後すぐに飲むのが良いです。 |
人工的な活性水素水とは |
活性水素水はその特性により保存が難しいため、貯水池から離れた地域にお住まいの方にとってはまさに高嶺の花の様に感じますね。しかし、九州大学の白畑教授のお話によれば、一般家庭でも活性水素を含んだお水を生成するすることは可能だそうです。その方法はお水を電気分解することにより生成され、市販の機械で生成可能です。しかし、電気分解の手法で生成したすべてのお水に十分な活性水素が存在するわけではなく機種や用途によってかなり差がありますのでご注意ください。一般的には医療用電解還元水生成器とうたっているものは活性水素量が多いといわれていますので販売業者の方に確認されるのもよいでしょう。 |
活性水素量の測定 |
皆様のお飲みになっているお水の活性水素量なども計測できると非常によいのですが、現在、この活性水素量を計測する計測器は希少なためその数値を知ることは困難です。
ただしORP(酸化還元電位)の計測をすることによってその目安とは知ることが出来ます。ORPはお水を送れば測定いたします。現在お飲みのお水の数値を知る参考にはよいでしょう。 |
ORP(酸化還元電位)とは |
一般的に「酸化」とは物質が酸素と結合することをいい、「還元」とは酸化物が酸素を失う事をいいますが、それらの活性(活量)をあらわす尺度を「酸化還元電位」といい、mV(ミリボルト)という単位を使います。プラスの値が大きいほど酸化(老化)力が大きく、マイナスの値が大きな値であるほど還元(老化防止)力が強く、活性水素量(マイナイスイオン)が豊富であるといわれます。しかし、
活性水素=<マイナスイオン
ということであって、ORP値(酸化還元電位)がマイナスである要因は活性水素によるものだけではありません。しかし、ORP値から活性水素量の概算値は想像でき目安になるとはいわれています。 |